僕にとって、「バイクに乗り始めた」ということは非常に大きな人生の分岐点です。
それまでも旅行は好きだったのですが、バイクに乗り始めてからは、それまでの旅の何が好きだったか分からなくなるくらい、旅が好きになりました。いや、楽しみ方が変わったのでしょう。
今まで車や電車から眺めていた、「ただの車窓」だった景色が、すべて「自分が進んでいる道」なんだと思ったこと。全部がつながっていると思ったこと。目的地も遠い目で見れば過程でしかないと分かったこと。
どこへでも行けること。どうやっても生きられること。道はすべて自分で選べること。(その責任はすべて自分のものということ)
それに気づいた瞬間、社会のレールからちょっと逸脱しました。
日本一周なんていうことも、バイクに乗らなかったら出来なかったでしょうし、そもそも思いつきもしなかったでしょう。
4年も経ったハーレーはバッテリーあがり気味で、最近ご無沙汰ですが、ぼちぼち再開してカテゴリーを盛り上げていこうと思っているので、よろしくお願いします。
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