赤岳のハードワークから1週間、何故か僕は岐阜県にいた。そして何故か、また山に登ろうとしている……いい加減にした方が良い、と自分でも思う。
それでも駐車場につくなりこの晴天!この紅葉!もう、来て良かった。
恵那山の一番短いコース、広河原口からのピストンです。まずは車道を登山口へ。
最初にして最後のチェックポイント、「橋」。
恵那山にして広河原を選んだ人で、まずこの写真が入らない登山日記はない。
橋を越えたら、
あとは黙々と登るのみ。
今日でこそ紅葉が素晴らしいけど、これが夏だったりしたら、さぞかしうんざりすることと想像されます。
ここでちょっとした熊笹の原っぱになり、ようやく視界が開けました。
先に結論を言うと、山頂からの景色はほとんどないので、遠望はここで堪能しておきましょう。
ただ、この季節の2000m級、土の道は霜柱が溶けて、沼地のようになってしまっています。ゲイターがあると便利か。
そこからまた樹林帯に戻り、しばらく登れば
山頂です。ご覧のように、木々に覆われています。
そして、展望台からの景色も評判通りの……意味のなさ。せめてもう少し高ければ。
岐阜県と長野県の間で謎肉祭をしているのは僕だけ、では、無かった。
百名山ではありますが、小ぢんまりとした看板。
あとは来た道を戻っていきました。
確かに「地味」と言われるのも分かります。
でも季節を選べば、こんなに彩あふれる山歩きが堪能できます。少なくとも僕は大満足の百名山登山になりました。
帰りは昼神温泉。ここは長野県になります。
岐阜と長野の境目……東京都民にとっては遠すぎるこの温泉は、もう来ることはないだろうなぁ、とか思いながら、たっぷりゆっくりとくつろがせていただきました。