お正月休みの遠征で、中京地区は初の鈴鹿山系へ。
翌日の御在所岳に備えて、偵察のつもりの藤原岳のはずだったが、結局これが予想外のスケールの雪山で大満足してしまった。(翌日は吹雪で登れなかったし)
ちょっと寝坊して、登山口に立ったのは10時半。
出だしは杉並木で、奥多摩みたいだな~という印象だった。
それが徐々に残雪が出てきて―――
4合目で本格的な積雪となってからは、今シーズン初の雪山ハイクにテンションが上がった。
8合目。
ここから9号目までは冬だけの直登ルートで。直登だけに、キツい…
もう完璧な雪山の様相へ。
振り返ればようやくこの展望。
濃尾平野の眺めは初めて。なので、どこが何だかよく分からない…
ようやく本峰を目の前にとらえる。
藤原山荘を通り過ぎて、最後のひと踏ん張り。
あと少しだったが、急に空が晴れてきて、足が止まる。
思いがけない雪の絶景。太平洋側の山とは思えない。
最後の急登を終えれば山頂。
12時20分、藤原岳山頂。
先日登った伊吹山はガスの中。
鈴鹿山系の南部の方面。やっぱり、どれがどれだか分からない。
本当に見事。
名残惜しいけど、登山道は東に面しており、日が短い冬は早めに下りておきたい。
12時半に下山開始。
青と白の世界とはお別れ。
8合目で昼食をとりながら一気に下山。
こういう積雪したところよりも、うっすら積もった程度の場所の方が滑りやすくて難儀した。というか、2回転んだ…
14時には下山完了できた。
本当に素晴らしい山だった。こちら側から眺めると、削られ具合が武甲山みたいだなと。
有名なのはやっぱり御在所岳なのだろうけど、こちらのどっしりとした雄大さも見逃し難い。
東京から気軽に行ける場所ではないけど、鈴鹿山系にはまたお邪魔したい。