弾丸登山ツアー、2日目は皇海山。
前日、尾瀬の道の駅で撃沈。至仏山とどちらかで迷ったものの、曇ってるから山頂からの展望がなくてもドンマイというネガティブな理由で、皇海山をとった。
皇海山はまず登山口へのアクセスが困難。栗原川林道を2時間近く慎重に運転してからのアタックなので、気持ち、すでに疲れている。
それにしても、日が差す沢沿いの山道は、とても爽やかだった。
百名山の中ではマイナーな方で、もっと道が不明瞭かと思っていたけど、それは杞憂だった。そもそも歩いている人が結構いる。
これは期待できるか、と思っていたが、この青空は登山道だけのものだった。
この辺りから分岐までのガレ場は結構危険だと思った。
割と急な斜面で、浮石も多く、結構気を遣う。
分岐直下はみるみる削れていっている。下りでもここからガレ場までは緊張感がとれなかった。
僕は分岐にザックをデポしたけど、本来は往復1時間40分あるので、荷物は持って行った方が良いのかも。
これが最後の青空だった。
シンボルの青銅の剣が現れたら、山頂はすぐそこ。
10時に皇海山山頂。噂通りの展望のなさ。
それでも晴れてたらそれなりに綺麗だったんだろうなと。
下界は晴れている模様。
分岐で少し休憩してから、鋸山へ立ち寄る。
ここは開けていたけど、やっぱり天気が天気だから、景色はイマイチだった。
本当はここから皇海山の姿を眺めたのだが……
この直後、鋸山の高さまでガスが下りてきてしまったので、登れるうちに登れて良かったと考えたい。
この後は一気に駆け下りて、12時半くらいに下山完了。
確かに地味だった。その分滋味深い山だった。