北海道を代表する山ではないか。”蝦夷富士”こと羊蹄山。ないし後方羊蹄山。
結論から言うと、貴重な機会だったのに、残念な結果に終わってしまった。独立峰の天気は難しい。
羊蹄山には4つの登山路がある。そのうちでも恐らく最もポピュラーな真狩コースを選択した。
自然公園のキャンプ場から始まる羊蹄山は、
極めて地味な急登が続く。ひたすらつづら折れに、ストイックな坂を延々と登る。
おまけにこの日は森林限界を越えた辺りでガスに入ってしまった。本当にアンラッキーだった。
お鉢回りもこの雰囲気。何も見えない岩場を、どこにいるか分からない中を、ひたすら歩き続けるという。
山頂についてもガスはとれず、なんとも言えない……
少しでも下り始めたらガスの下はこの空。
綺麗だけど、逆に悔しい。
広大な北海道の大地が広がる。
天気のこともあって、かなり巻いての登山となった。
が、しかし、やっぱり不本意は不本意。今一度、晴れたときを狙って登ってみたい。