「武甲山に登ってきた」——と、もう3回くらい言ってきた。
というわけで、今回で4回目。再びの原点回帰。
4度も詳細に語ることはない。今回はシンプルに表参道のピストン。
しかし、雪が残る武甲山は今回が初めて。杉にのったふわふわの雪が、風で舞い降りてくる。
黙々と杉林を登る、この地味でストイックな感じがすごく好きで。「初めての山」ということを抜いても良い山だと思う。
たまに強く風が吹くと一斉に舞い上がる粉雪。それが日光に当たって、幻想的な景色を描いてくれる。
四十丁目を越えたあたりから霧氷も見られて、いよいよ雪山の景色に。
同じ山も、何度も登ってみるものだなと思う。
あっという間に山頂へ。今年一年の安全を祈願。
そして展望台。
何度見ても、その度「こんなに高かったっけ?」と思う。秩父の盟主は伊達じゃない……
山頂の広場でゆっくりとカップラーメンをすすって、11時くらいに下山開始。
帰りはのんびりのんびり——やっていたのに、滑りやすいところでまんまと滑る。そろそろソール張り替えなのかな……
12時に下山完了。ちょうど良い散歩だった。