2017年、最後の山に2017mの雲取山―――かなりベタな選択。
もうすでに年始に登っているが、どうせなら2017に始まり2017に終わるのも良いかと思い、3度目の再訪となった。
早いところ実家でダラダラしたいので、今回は一人でサクサクとやってみる。6時半出発……こんな看板、あったっけ??
ちなみに鴨沢の駐車場はすでに満車状態だった。みんな考えることは同じか。
夜が明けるまでは辛抱。
堂所あたりで日が差し始める。
七ツ石山との分岐から、ようやく展望が広がり始める。
それにしても真っ青だ。大晦日は曇りだったので、これが今年最後の青空となる。
富士山もクッキリ。
石尾根に合流する。ここからは防火帯の、開けた稜線ウォーキングを楽しめる。
南アルプス(白根三山)方面。すでにあそこに帰りたくなり始めている。冬のど真ん中なのに、早く夏にならないかな~と。
奥多摩小屋のヘリポート。山頂が見えてきた。
山頂をとらえてからが正念場と言って良いか。ぐいっぐい残りの標高差を詰めていく。
急登がやっと終わり、山頂避難小屋ももうすぐそこに。
かくして9時半、ゴール!今年最後の山頂、雲取山。
ここからの眺めが特に好きというほどでもなかったのだけど、景色の全てが青く染まる、この空に拍手したい。
ここからだと甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳も。
あと、今日驚いたのがこちらの景色。
なんと海(相模湾)が見える……奥多摩から海が見えるとは思わなかった。空気が澄んでいる冬だからこその景色だ。これはめっけもんだった。
で、年末の登山者が食べてしまうものといったら、こうなる。一足先に(山的に)年越しそば。
僕はどん兵衛だと、だんぜんこの鴨だし派だ。
止まっていると一気に冷える……休憩もそこそこに、10時10分下山開始。
富士山も見納めかな。来年は一回くらい登ってみようかな。
おそらく赤石岳の方面。あそこは……まぁ、もう当分行かないかな…
樹林帯に入ったら、あとはダラダラのんびりと。今年を振り返りながらもくもくと歩いた。
12時半下山完了。そこそこキツめで、充実感の高い、ラスト山行となった。何度かためらったけど、やってよかった。
ちなみに、駐車場は最終的にこういう状態になった。真ん中一列の縦列駐車がポイント。満車になってしまったときの参考までに。
2018年にここまで混むかは分からないけど……
次登るなら、縦走かな。そのときには石尾根を奥多摩駅まで通してみたい。