近畿遠征を終えて、大阪発の夜行バスは早朝の高尾駅に着く。
固い座席で深く眠れず。さて、家に帰って二度寝しようかと、バスを降りて気づく。あれ、元気だ。
気づけば僕は家と逆方向へ向かっていた。
6時20分の高尾山口駅。またパッキングするの面倒くさかったので、お土産だけロッカーに預けて、6時半、そのまま歩き出す。
登りは久しぶりに1号路を使う。
本当に、あの人気の高尾山かというくらい、人がいない。
一度、紅葉ピークの昼下がりに登ったことがあったが、本当にそのときはごった返していてひどい目にあった。
人が多すぎて登らずに引き返す人も出るくらいだ。
それが、今はこれ。早朝の高尾山、ありだ。
ロープウェー駅より。
薬王院へ。
今年は1週間ほど紅葉が早いらしい。見事。
ここだって、本当はこんな風に神社だけで撮れないはずだ。
というわけで、7時半、山頂。
山頂のもみじは青空に燃えているよう。
富士山もくっきり。まだ時間も早いので、モミジ台の様子もチェックしてみる。
こちらはまだ8分といったところか。下の方の葉はまだ黄緑色。
でもその状態のグラデーションが、逆に美しかったりする。
紅葉をたっぷり楽しみ、8時に下山開始。帰りは稲荷山コース。
こちら基本的に杉ばかりで、紅葉しない。季節を楽しむなら、1号路が良いかもしれない。混むけど…
8時50分、下山完了。素晴らしいエピローグだった。
近畿の高山を巡り、改めて地元の里山の魅力に気づいた、素敵な3連休。