本格的な紅葉シーズン開始。その開幕を苗場山で飾ることにした。登り始める、5時間前に…
5時10分くらいに駐車場を出発したのだが、これが予想外に……トップをとることになってしまって……
道中のクモの巣を回収する役割を請け負うことになってしまった……
中ノ芝からの紅葉が美しい。
まさに錦秋。
神楽ヶ峰の山頂からの展望はほとんど無いので、特に分岐を曲がる必要は無い。
そしてようやくのぞいた苗場山本体の大きさ。「ズシン」という擬音語がこれほど似合う山も無いのでは。
花畑まで下りたら、あとは雲尾坂の怒涛の登り。
まるで帳尻を合わせるかのような急登。写真を撮りながらゆっくりと進む。
そして急に開けたこの景色。「うそ…」という独り言が勝手に漏れる。
聞きしに勝る広がり。湿原ということで会津駒ヶ岳を思い出すが、あれよりも遥かに大きい。
自然、池糖の一つ一つも大きい。
8時、苗場山山頂。
点としての山頂は、噂通りの視界の無さ。やっぱりここは「面」で考えるべきなのだろう。
いやー、気持ち良い。
日曜日なので早めの行動にしようかと思っていたけど、こんな景色、散策せずにはいられない。
40分ほど歩き回ってから、下山開始。
神楽ヶ峰から、最後に振り返る。次は、泊まりも良いかもしれない。
気温が上がり切る前、こもれびの優しい中、11時半には下山できた。
この山の紅葉のドンピシャに当たった、素晴らしいサンデーハイキングだった。