甲府南ICを下りて、精進ブルーラインを進もうとするとすぐに現れる「藤垈の滝」という標識。
特殊な漢字と読み方ながら、パソコンで一発で変換できるあたり、そこそこ有名な滝なのだろう。
案内看板についていくと、小さな森林公園らしき場所に誘導される。その中を少し進むと、思いがけない「滝」が現れる。
「滝」と聞いて、岩肌を流れ落ちるものを想像するのは仕方がないと思う。そこへきて、竹筒から流れ落ちるこれをとっさに「滝」と思わずに、一瞬通り過ぎてしまいそうになった。
古くからの禊の場であるらしい。竹筒はその名残なのかな。
鬱蒼とした8月の緑の中に、水音が涼しい、まさに「真夏のエアースポット」だった。