快晴の初日に続き……とはいかなかった、2日目の尾瀬。
雨こそ降らなかったものの、高い雲が隙間なく空を覆い、山頂付近ではガスに包まれてしまった。
そんな中でも、白い背景にカラフルな紅葉が目を楽しませてくれた、東北最高峰のトレッキングになった。
起きて早々、今日の天気がそこまで良くないことを悟ったが、早朝の靄が立つ尾瀬沼は神秘的だった。
長英新道は評判の通りのぬかるみ。特に前日に雨が降ったわけでもないのだが。
ゲイター推奨。雨が降ったなら、必須レベルかと。
尾瀬はこの日、二層の雲に覆われており、山頂はちょうど上層の雲の中に突き刺さっている形になってしまっていた。
この周辺で一際高い山とあって、パノラマを期待していたのだが……それはまたの機会に持ち越しとなった。
一ノ瀬まで下りてきた頃には太陽が顔を覗かせていたのが、余計に悔しい。
見晴新道も復旧したということで、次は尾瀬を全体で楽しんでみたい。