日光白根山。「関東以北最高峰」というピンとこない冠を持つ、群馬県と栃木県にまたがる百名山。
梅雨の晴れ間、綺麗な青空の下、日光白根山を周回してきた。
今回はロープウェー駅を基点として、山頂~五色沼~弥陀ヶ池を巡る。
ちょっとした人工の花畑があり、こんなところで女王たるコマクサを観ることができた。
二荒山神社でお参りして今日の無事を祈る。
まずは樹林帯を進む。
苔の中にイワカガミが映える。
しばらくすると火山ならではの森林限界が始まる。
砂礫の登りは足がとられがち。ゆっくりと踏みしめる。
日光白根山山頂より。
ちらっとのぞくのは五色沼。不思議な群青色。
可愛らしい鹿が山頂付近まで散歩していたが、ここでは害獣扱い。登山口にゲートがあり、それ以上の侵入を許さないようになっている。
五色沼へ下山開始。
五色沼から見上げる白根山もなかなかの迫力。見る方角によって形が変わる。
弥陀ヶ池はしんと音がしそうな静けさ。見事な鏡になっていた。
最後は再び樹林帯を進んでロープウェー駅に戻った。
梅雨は当然、登山は出来ない確率が高いが、それでも運良く晴れ間をつくと、塗りたくったような青空を歩ける。
梅雨だからこそ、山は絶対に逃せない。