GWの栃木旅、最後は男体山。5/5が開山日に当たるので、ちょうどそれに当ててみた。
ひたすらの直登が厳しいが、青空と青い中禅寺湖、それに挟まれた雲海を見下ろす、大絶景の山頂となった。
男体山はその持ち主である日光二荒山神社から始まる。入山料は500円にお守りがついてくる。
開山日とは言え、開山の儀式自体は昼頃に行われるらしく、この時刻、門は閉じたまま。隣の隙間から潜り込むようにして登山を開始した。
登山道は山頂まで、ひたすら一直線の直答。等高線と垂直に進んでいく感じ。
4合目を過ぎてからはひたすら岩場の急登と考えて良い。登り慣れていないと、割と厳しめの試合だ。
この時期、まだ山頂付近の木陰には残雪が残る。
軽アイゼンくらいあると安全だし、ゲイターはほぼマストかと思った。泥まじりの残雪に足をとられると、ズボンの裾までびったりついてしまう。
さらに9合目からは砂礫で、最後の体力まで吸い上げられるようだ。
二荒山大神の銅像が見えてきたら山頂。
山頂から振り返ったらこの大雲海。中禅寺湖が雲をせき止めているようだった。
青空と、その青をそのまま映す中禅寺湖。この絶景に出会えて、ここまでの努力が報われる。
シンボルである大剣が空を突き刺す。
行きには開いていなかった門をくぐって終了。